《フランス編》スパークリングワインの味わいと気候風土の関係性

スパークリングワインは、口に含むと泡が弾けますがそのせいで甘みを感じにくくなります。

ですから、スパークリングワインの代表的な産地と言えるシャンパーニュでは、澱を取り除いた後に減った分量を補うものとして糖分の多いドザージュというリキュールを加えます。

スパークリングワイン独特の味わいをつくりだすのは、ぶどうの糖分を分解する酵母です。

その酵母は、温暖な地域だと活発になりすぎて、密閉した瓶が爆発してしまいます。

そのためスパークリングワインの産地というと、比較的涼しい地方になります。